建設業界ガイドブック
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■1・2級鉄筋施工技能士 中央職業能力開発協会 TEL 03-6758-2859■登録鉄筋基幹技能者 (公社)全国鉄筋工事業協会 TEL 03-5577-5959関係団体(公社)全国鉄筋工事業協会http://www.zentekkin.or.jp/ TEL 03-5577-5959登録鉄筋基幹技能者は全国3,700名に 国家資格として、鉄筋施工技能士があり、2017年3月末時点で1級に3万5,082人、2級に2万223人が合格しています。最近では、資格の最高位である現場のマネジメントを担う登録鉄筋基幹技能者に挑戦する職長が増えています。関連する免許・資格など 鉄筋コンクリート建造物のコンクリートの中には、外からは見えませんが、骨組みとなるかご状の鉄筋が埋め込まれています。この鉄筋を建造物の構造図に従って組み立てていくのが、鉄筋工事業の仕事です。鉄筋コンクリート構造は、ビルをはじめとして橋梁、トンネル、高速道路、地下鉄に至るまで、私たちが生活し、行動する基盤になるほとんどの建造物に用いられています。 鉄筋工事業の舞台は工場と現場で、仕事は工場から始まります。 まず図面から、使用する鉄筋の種類・数量を読み出し、工場内で鋼材を切断し、曲げ加工をしておきます。次に、できた材料を工事現場に運んで、図面に従って「知恵の輪」のように組み上げるのです。 組み上げられた鉄筋は、コンクリートの中に埋められて骨格となり、建造物が完成したときには外からは見えません。それだけに、しっかりとした確実な仕事が求められます。 重量物を扱う仕事ですから、ある程度の体力は必要です。でも、最近では加工や取り付けなどに機械や重機を使うことも増えたので、コツさえつかめば大丈夫です。女性鉄筋工も数多く活躍しています。 鉄筋工事は構造力学的に重要な仕事ですから、仕事に慣れるに従って、材料の選別、正しい加工、配筋基準に沿った取り付けを行うための技能と知識が必要になってきます。 また最近では、工事着手前の施工計画や施工図の作成、施工方法の改善、他の職種との工程調整など、守備範囲は広がっています。努力次第で、どんどん仕事の幅を広げることができます。32どんな仕事?仕事のやりがい11 鉄てっきん筋工事業鉄筋を工場と現場で加工・組み立て確実な仕事が強い構造物をつくり出す

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